「自動車保険の選び方がわからない」「何をポイントにすればいいの？」と気になっていませんか。自動車の保険には自賠責だけでなく任意もあります。今回は、任意保険の決め方についての解説です。
任意保険は会社や補償内容によって違いがあります。自身がとくにこだわるポイントをひとつあげ、こだわるポイントをベースに保険内容を決めましょう。
保険料として使える予算は限られているので、最適なプランを選択することが重要です。これから自動車保険を契約したい人のために、正しい選び方を解説します。この記事を読めば保険を決めるためのヒントがわかるでしょう。
いちばん重要な補償対象を決める
保険会社や補償内容を決めるときは、対人、対物、自身への人身傷害、車両の4つのうち、いちばん大切な補償対象を考えてください。
対人の保険は、相手にケガをさせた場合に使います。対物は、ほかの車や公共のものなど、自身の車以外が対象です。自身への人身傷害は、運転中だけでなく歩行中や自転車で交通事故にあったケースにも使えます。車両は、保険契約中の車が壊れたときに対象となります。
対象にあわせてさまざまな保険プランが用意されています。保険によって補償の範囲は違いますが、契約していれば相応の補償額を受けられるのです。
月々に払える保険料は限られています。とくにリスクが大きいと思う対象を重視しながら、バランスよくプランを決めましょう。たとえば、相手にケガをさせるリスクがとくに気になった場合は、対人系の保険を中心に補償内容を決めるなどです。
毎日車を使っているなら対人・対物の補償を選ぶ
通勤や通学などで毎日車を使っている場合は、対人・対物の補償が欠かせません。なぜなら、事故で相手にケガをさせたり、公共のものを壊したりするリスクが高まるからです。
自身の運転ミスにより相手にケガを負わせると、治療のために相手の仕事や生活に支障がでます。治療費だけでなく、仕事ができなかった期間の損失を賠償金として求められるでしょう。この際、対人保険があればいくらか補償を受けられ、支出を最小限にとどめられます。
対物保険は公共の物を壊したとき、弁償額をカバーしてもらえます。このように、車でさまざまなところを運転する場合は、相手に迷惑をかけるリスクも考えておきましょう。
家族で使うなら搭乗者傷害保険を選ぶ
家族で車を使うなら、搭乗者傷害保険も設定しましょう。本人や一緒に乗っていた人が死傷したとき、保険金が下ります。損害額が完全に確定していなくても、早いタイミングで払ってもらえるのも特徴です。
同乗者を乗せているときに事故にあうと、ケガをするのは自分だけとは限りません。とくに、家族のうち複数人がケガをした場合は、治療費として補償が下りると助かるでしょう。
以上の点から、同乗者を乗せる機会が多い場合は、搭乗者傷害保険への加入をおすすめします。
人身傷害と搭乗者傷害はどちらかひとつだけにする
人身傷害保険を選ぶなら、搭乗者傷害保険は設定しなくてもよいでしょう。人身傷害保険があれば、実際の損害額はカバーしてもらえます。実際に、搭乗者傷害は人身傷害の上乗せ程度に考える人もいるようです。
自動車保険を契約する前から、生命保険や医療保険など、ほかのジャンルの保険に入っている人もいるでしょう。これらとのセットで、自動車保険においてお得なプランを考えてください。
生命保険や医療保険に入っている場合は、自動車事故のケガに関する保険料は低く設定するのも戦略です。
自動車ローンが残っていれば車両保険をつける
車両保険をつけるか迷う人もいるでしょう。自動車ローンの残高に応じて決めるのが適切です。多くの人は、車の代金をローンで支払うので、購入価格が高い新車ならつけるべきでしょう。
なぜなら、事故が起きた後、壊れた車にローンを払い続けるのが苦痛になるからです。とくに事故で買い替えになったとき、壊れた車と買い替えた車で二重ローンになる可能性もあります。一方、年式の古い中古車なら車両保険を設定しない人も多いようです。
趣味での外出が多ければ特約にも注目
車両保険につける特約は、自身のライフスタイルにあわせて判断しましょう。とくに、趣味での外出が多い人は特約をつけた方がよいといえます。
たとえばゴルフやキャンプが趣味なら、車を降りているときのケガや破損被害を補償してもらえるような特約がおすすめです。このように車の用途にあわせて特約を決めるとよいでしょう。
24時間365日対応してくれる会社を選ぼう
24時間365日対応の保険会社なら事故が起きた際も安心できます。事故はいつどこで起きるかわからないので、夜中や早朝でもすぐに対応してもらえる保険会社がおすすめです。
事故発生時に保険会社に連絡すれば、最適な対応をアドバイスしてもらえます。たとえば東京海上日動の場合、事故の連絡を受けた際は、スタッフが病院や修理工場をすぐに手配してくれます。このように、スムーズに事故対応してくれる保険会社は頼もしいでしょう。
4. まとめ
自動車保険はさまざまなプランがあるので、複雑なイメージがあります。しかし、何がいちばん大切かを念頭におけば、適切な補償内容を決められます。カーライフや日々の生活の内容で、重要な補償プランは異なるので、自分にあった内容を見極めましょう。
「有限会社AUTO・TRADE」では東京海上日動の自動車保険を扱っています。新規加入希望者のほか、保険の見直しを考えている人の相談も受付しています。保険のご相談は弊社までご連絡ください。
