車の整備・点検は必要不可欠!自分でできる整備とプロに任せる整備について

自動車整備

安全に長く車へ乗り続けるために、整備・点検は必要不可欠です。車検をきちんとしているから整備は必要ないというわけではありません。車は使い方によって早く劣化する部品もあるため、日ごろから自分で点検し、状態を把握することが必要です。

今回は愛車を自分で整備できる部分と、プロに任せなければならない部分について解説します。プロに任せる整備で部品交換が必要となる時期の目安も記載しましたので参考にしてください。

車を安全に維持するために整備は必要不可欠!

車を購入すると、ディーラーから法定点検である12か月点検、車の持ち主に義務化されている24か月点検(車検)のお知らせがあることと思います。ディーラーによっては6か月点検や18か月点検を推奨しているところもあります。

なぜ車に整備が必要なのかというと、車のパーツはほとんどが消耗品であるからです。車は使い方や時間の経過など、さまざまな原因でパーツが劣化してしまいます。

12か月点検や車検をきちんと行っている場合でも、日ごろから点検して状態を把握し、整備することはリスクの回避につながります。そうすることで安全に、愛着を持って車に乗り続けられるのです。

整備を怠ったまま乗り続けることは、命を脅かすような大きな事故につながる可能性があります。また、早期に不具合の箇所を整備しておくことで、修理経費を最小限に抑えることもできます。

日ごろ自分でできる整備とは

自分の車の状態を一番身近に観察できるのは、運転者である自分です。さまざまな車の状態の不具合は運転者がまず感じることです。

車の整備というとディーラーや専門業者に任せるものと思いがちですが、日ごろの点検において、自分で整備できる箇所もあります。

洗車

洗車

洗車の目的は、車の見た目をきれいにするだけではありません。洗車はボディーの状態を保護する目的もあります。

雨に濡れた後はもちろん、月に1度洗車することでサビや塗装の劣化を遅らせることができます。自分で自分の車を守れる整備のひとつといえるでしょう。

タイヤの溝と空気圧のチェック

自動車整備

タイヤの溝は、走行することで摩擦によってすり減り、ひび割れる場合があります。一般的に新しいタイヤの溝は8mm程度です。

溝が4mm以下になると、雨の日の走行などでスリップしやすくなります。ひび割れがあると、パンクの原因となるので自分でチェックしておきましょう。

タイヤの空気圧も自分でチェック可能です。空気圧の確認にはエアゲージが必要ですが、カー用品店などで手軽に購入できます。また、給油時にガソリンスタンドでも調べてもらえます。

自分の車のタイヤに必要な空気圧は、運転席側のドア下部に張られているシールに記載してあります。

ウインドーウォッシャー液やワイパーのゴム交換

自動車整備

ウインドーウォッシャー液が切れている場合、自分で簡単に補充できます。一般的にはボンネットの中に補充口があるので、カー用品店などでウォッシャー液を購入して補充してください。ちなみに、ガソリンスタンドでも補充してくれます。

また、ワイパーのゴムも劣化しやすい箇所ですが、カー用品店やガソリンスタンドで販売しているので自分で交換が可能です。

プロに依頼したい整備とは

車には、自分で整備できない部分があります。法定点検を行っていても、エンジン音がおかしいなどの不具合が起きた場合は、プロに整備してもらわなければなりません。

車の整備は以下のような場所で対応してくれます。
・自動車販売店
・ディーラー
・整備工場
・カー用品店
・整備士資格を持ったスタッフがいるガソリンスタンド

ヘッドライト、ブレーキランプの交換

ヘッドライトやブレーキランプがつかないトラブルはよくあります。ライト類の交換は専門的な知識が必要なのでプロに任せなければなりません。

ヘッドライトやブレーキランプの交換の目安は電球の種類によって違いがあるので一概にはいえません。定期点検の時などに専門家へ聞いておくのがよいでしょう。

オイル交換

オイル類の整備はしっかりしておかなければ、さまざまなトラブルが発生します。エンジンオイルの交換の目安は、走行距離が3,000~5,000kmもしくは、半年ごとに専門業者に依頼し、交換するのが一般的です。

ブレーキオイルは1~3年に1回が目安といわれますが、使い方によって早く交換する必要があります。エンジンオイルの交換は、車両のジャッキアップを必要とする場合があるうえに、廃オイル処理などの作業もあるのでプロに依頼しましょう。

また、ブレーキオイルはブレーキ周りの重要保安部品に指定されています。不具合があれば生死に関わる事故につながるため、ブレーキの整備は決して自分で行わず、プロに依頼してください。

タイヤのローテーション及び交換

一般的には12か月点検や車検時に、タイヤのローテーションを整備専門のプロが行います。タイヤをローテーションすることで、タイヤの寿命を延ばせるのです。

自分でローテーションする方もいらっしゃいますが、2輪同時にジャッキアップする手間を考えるとプロに任せることをおすすめします。

タイヤ交換の目安は5,000~10,000kmもしくは4~5年目が目安です。また、走行距離が少ない場合でも、年数が10年以上の車のタイヤはヒビが入っているおそれもあるため、交換が必要だとされています。

バッテリー交換

バッテリーの交換は整備に欠かせない項目です。交換の目安は2~3年といわれます。エンジンがかかりにくくなった、回転音が弱くなったなどの場合は交換時期かもしれません。

バッテリー交換は、手配を含めてプロに依頼することがおすすめです。突然のバッテリー切れを回避のためにも早めに整備することをおすすめします。

まとめ

日ごろの点検において、自分で整備しきれない箇所は、専門知識を持つプロの整備士に任せましょう。安全を確保して快適なカーライフを楽しんでください。

東京都北区の「有限会社AUTO・TRADE」は欧州車を中心に品質を重視した輸入中古車の販売をしています。

自社工場を完備し、車検や12か月点検などの整備にも対応し、お客様の愛車を国家試験に合格した自動車整備のプロが丁寧に整備いたします。お車の整備点検についてお気軽にご相談ください。

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